もう死にたい なら 死んだことにしよう

なんとなく死にたくなってた時期のことを思い出して、その頃の自分に手紙を書く。

君はそのあとなんとか生き残って、今の僕を残してくれた。ありがとう。先に断っておくと君が絶望したことの中に解決したことなんて一つもない。ただわかったのは、今ある幸せに目を向けるといくらか楽に生きられるようになったよ。ということだ。幸せを数えて微笑むような日々を送れるように頑張って生きている。

君が嫌いだったこと、信じられないもの。それはいまでも嫌いだし、信じられない。でも、幸せだな。と思う瞬間を噛み締めるともっと味が出てくる。だからお願いだから死なないでほしい。どんなに辛い瞬間にも花が咲いてるとか空が綺麗とかそんなことに本気で感動して欲しい。小さな感動は確実に君を強くする。髪をもっと強くしてくれる。世界はすごく美しい。

 

そんなに僕が辛いと思ってたのかなんてわからないと思いますが、僕の人生においては少なくとも最大限に辛い時期がありました。何も、今も変わってないけど、小さな幸せを噛み締めたら強く生きられるようになった気がします。

でもそんなことを思い出す時点で今も弱ってるのかな。