神はいるか?

神がいるのか。そんなことを考える。

 

神がいたとして、その神は善良の神か、はたまた劣悪か?もし神がいればそのどちらでもない。誰でも善の部分も悪の部分もある。当たり前だ。だから神にもどちらもあるはずだ。だから良いこともあれば、悪いこともある。

当然神は人が作り出した偶像でしかない。それでもそれを人々は信じる。神がいるかと考える。いるはずがない。いや、いる。私自身だ。私自身の中にいる。あなたの中にいる。全てを失って絶望の淵で何に縋ることもできなくなった時、最後すがるもの。それが神だ。何もない常時に神は現れない。救わない。私たちは神に救われることはない。ただ神が決めた道を歩むだけだ。

あなたが神がいるかどうかわからなくならば、一度死にかければ良い。死にかけて、その時何を信じるか。科学か、人か、はたまた明確な神という偶像か、なんでも良い。その時信じたものがあなたに取っての神だ。

神はそこにいる。あなたの中にいる